とある店舗の改修工事にて、
とても大きなサッシとガラスの入れ替えがありました。
ペアガラスといって機能性向上のため、
ガラスとガラスの間にガスを注入した
とても大きな大きな、重たい一枚ものです。
足場の隙間から2階部分へ
巨大なガラスをどのように吊り上げ、搬入し、設置するか?
いろいろと相談した結果、原始的な道具の使用と人力作戦となりました。
ひとりひとりの力は些細なものでも、
みんなで力を合わせれば巨大な力と成りうる。
分かりきったような言葉でも、
実際目の当りにしてみると、
みんなで力を合わせ、一つの物事を成し遂げる様には、感動を覚えます。
きっと昔のお城を建てるときにも似たような光景があったのだろうな。と、
便利な道具や機械、材料に恵まれた現代ですが、
そういった便利な時代だからこそ、
忘れてはいけないことなのだと、
改めて教えられたような気がしました。